心身相関について

 今回は心身相関を客観的に図る指標についてお知らせいたします。私はSpine Dynamics療法という治療概念の上級認定資格を保持しておりますが、そのなかで対象となる方の全身の筋力とそれに見合うだけの筋出力がどの程度発揮できて、またどの程度抑制されているかを評価することで、心身相関を客観的に数値化することが可能です。自身のサロンでも全身の筋肉量や筋出力を測る機械を導入する予定です。前回のブログでも申し上げましたが、患者さんの状態を数値化することで患者さん自身が問題に気づきやすく、また治療に参加して頂きやすいのです。

全身の筋力と筋出力…なんのこと❓と思われるかもしれません。分かりやすい例を示します。例えば筋骨隆々の大男がサンドバッグを叩くのをイメージしてください。全身の筋力に対して、サンドバックを揺らす力すなわち筋出力はとても大きなものです。次に同じ筋骨隆々の大男がコンクリートの壁を叩くとしましょう。するとどうなるでしょうか。サンドバックを叩いた時と同様の力を出してしまうとその反力により自分の拳を壊してしまうため、意識下で筋出力に抑制をかけます。これはつまり筋力に対して筋出力が抑制されている状態です。

上記を解決するためにどのような対策をするべきでしょうか。コンクリートを叩いた時に返ってくる反力に負けないぐらいの拳の剛性を高めるか、または反力を吸収してしまえるよう拳の柔軟性を高めるかです。昔のことわざで「柔よく剛を制す」とありましたが、心身調律サロン 坊でも反力を吸収できる柔軟性の改善を一番の目的とします。つまり柔軟性が改善すれば必然的に筋出力も改善してしまうのです。

なかなかイメージしにくい部分かもしれませんが、只今の例でいえば柔軟性の改善が筋出力のみならず障害予防(拳を壊さなくて済む)にも影響を及ぼしてしまうことになるのです。

こうして考えると障害予防の為のリハビリも、手術後などのリハビリも根底として考えるべきは柔軟性の改善であると言えるのではないでしょうか。

心身調律サロン 坊では対象を選びません。どの様な年代の方でいかなる障害があっても、ヒトであり又この地球上の重力下で生きている以上、生体に加わる物理学的な法則はみな一緒なのです。

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