心の起源

いつも当店をご利用いただきありがとうございます。私事ですが、お店の携帯が壊れてしまいまして、現在お電話がつながらない状況でございます。~_~;(現在は復旧しております)

また新しい携帯の発注もコロナによる配送関連の影響で、まだ1週間程度かかりそうです。何かご用命がございましたら、メールからお問い合わせいただければ対応させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

依然とコロナウイルスの影響で、若い方では在宅勤務になったり、通っていたジムに行けなくなったり・・・、高齢の方では散歩を控えたり、運動機会が極端に減ったり・・・と、外出自粛から1か月が経ち、身体機能の低下を感じる人も多くなっていると思います。まだまだ外出自粛が続きそうですが、うまく適用していきたいと思います。

ところでこの『適応』ということですが、人類の歴史が始まって以来、様々な環境に適応し微細な進化を遂げながらご先祖様は生き抜いてきました。今までのブログを通して、障害発生のメカニズムや根源的治療方法、そして心と体の関連についてご報告させていただいておりました。今回は心の起源について考えてみたいと思います。

早稲田大学名誉教授 青木豊先生が書いた『動きが心をつくる』からの引用ですが、ネズミを用いた実験で、音を鳴らした後に電流を流すことを繰り返すと、ネズミは音が鳴ると不安になり、逃避行動を起こします。何らかの逃避行動の結果、電流が流れなかった場合、その行動が強化されていくのです。このような「音」という予期と、「不安」という情動と、そして「逃避行動」という選択が心の形成の始まりではないかと述べています。

環境に適応するために、不安という感情が行動を起こすきっかけになっていたことがわかります。更にこの環境というのは現代では複雑多岐にわたり変化し続けています。つまり不安や恐れを克服するということではなく、常に向き合い行動を起こし続けることが、ご先祖様が私たちに残してくれた今であり、私達もそうしていかなければいけないと感じました。

当サロンのスローガン「100才まで歩ける体づくり」

間違いなさそうです。

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