開業のご挨拶

 はじめまして。私は理学療法士で令和元年12月より地元でサロンを開業すべく準備を進めています。理学療法で得た技術とサロンの環境、そして個人心理学による利用者自身の心身状況の気づきを合わせることで健康への貢献を果たしていきたいと考えています。

今後個人事業主として活動していくため、現在は社会保障制度に関わる仕事で勉強させて頂きながら自身の糧を蓄えています。特に年金制度に関してはだいぶ詳しくなりましたので、ぜひご相談ください(^o^)。

また10月より大阪で約2ヶ月、理学療法のトレーニングをする予定です。こちらについても今後ブログでお伝えできたらと考えています。

 私のブログを通して、より豊かに生きる為のヒントを見つけて頂けたらと思います。自分のサロンを知ってもらいたいことはもちろんですが…。今回はブログの記念すべき1回目ということで、心身相関についてお話ししていきたいと思います。身体と精神がどのように関連しあっているかという概念ですが、伝統医学のなかでは当たり前に捉えられていた事です。ただ現在の近代西洋医学では体をパーツのように分解し、分析するという手法でめざましい発展を遂げています。

ただそのようななかで果たして健康寿命は伸びてきたのでしょうか、因果関係で説明できるほど人間の心身機能は単純ではないと感じたのです。

 話を戻します。私自身、理学療法士として様々なステージの患者さん、利用者さんと接してきました。日常生活の自立というものをキーワードに心身機能の改善を図ってきたのです。先に話したように因果関係に囚われず、全体的推論に基づき自立を考えてきました。

しかし最終的な帰結として自立を掲げても、やはり人間は機械ではありません。今まで通りの自分とはならないのです。それは病気や怪我をしなくとも、厳密には一秒前の自分と今の自分は違います。約60兆個の細胞が生死を繰り返しながら、合わせて老化現象が加わってくるためです。

怪我して入院をし、手術やリハビリを受けて100%以前の様な状態に戻るということは厳密には不可能ということです。しかしほとんどの方は過去を理想に置き、過去を見つめながら未来を生きると思います。まるで後ろ歩きをしながら生き進んでるようです。自立を最終的な帰結としながらも、現在の医療・介護は精神的な依存を生み出しているのかもしれません。

 このような状況の中で、心身調律サロン 坊 は何が出来るのか。次回は現在様々な病期やライフステージに対応した医療・介護施設やお客さんのニーズに応えたリラクゼーションサロンなどがひしめく中で、心身調律サロン 坊 の立ち位置をご紹介していきたいと思います。

 

関連記事

  1. 入院期間短縮のメリットとデメリット

  2. 歩行とは転倒を繰り返す事である

  3. 「人生100年」を支えるサロン

  4. 体調の簡便な評価方法「排便」

  5. 内観療法について

  6. 体の反応に意識を向けてみる

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

 

 

PAGE TOP