アインシュタインの手紙 

突然ですが、皆さんは「E=mc²」という数式を知っていますか?

引き寄せの法則

光の速度は、秒速30万キロの2乗、秒速900億キロのエネルギーを持っていることになります。このエネルギーに質量を加算するので、どんなに小さな質量でもエネルギーは増大するという計算式です。

質量とは、物質の重量だけではなく、それは運動量(行動)にも当てはまります。

さらに人の思考は光子(フォトン)である、という研究結果もあります。

つまり、思考さえもエネルギー(物質化)してしまうということです。

エネルギー(E)=質量or行動(m)×光速度or意識(c)の2乗

「心身一如」が公式で説明されているのです。

この数式を発表した人物こそ、あの有名な物理学者です。

アルベルト・アインシュタイン

この名前を知らない人はあまりいないと思います。

特殊相対性理論、一般相対性理論、相対性宇宙論、光と粒子と波動の二重性などの提唱者であり、「20世紀最高の物理学者」「現代物理学の父」とも評されています。

世界で最も有名な数式「E=mc²」を発表。

この式は最もシンプルで最も美しい数式とされています。

しかし、反戦主義者であったアインシュタインからするととても皮肉なことに、やがて原子爆弾の計算にも使われることになります。

(彼は逝去する前年の1954年に、「もしヒロシマとナガサキのことを予見していたなら、1905年に発見した公式は破棄していただろう」と語っています)
※詳しくはwikipediaアルベルト・アインシュタイン参照

万物のあらゆる現象を立証するために、宇宙、光、重力、電磁力などの物理学研究に翻弄する彼ですが、ここで、彼が最後に娘に託したとされる手紙を紹介しましょう。

実は真偽のほどは、スペインの小説家による創作とも言われている一方、一説では、アインシュタインの娘リーゼルは、父親の死後20年間は内容を公開しないという指示を添えて、ヘブライ大学に寄付していたのだそうです。

紹介する手紙は、その中の1通です。

アインシュタインから娘への手紙(後半抜粋)

私が相対性理論を提案したとき、
ごく少数の者しか私を理解しなかったが、
私が人類に伝えるために今明かそうとしているものも、
世界中の誤解と偏見にぶつかるだろう。

必要に応じて何年でも何十年でも、私が下に説明することを
社会が受け容れられるほど進歩するまで、
お前にこの手紙を守ってもらいたい。

現段階では、科学がその正式な説明を発見していない、
ある極めて強力な力がある。

それは他のすべてを含み、かつ支配する力であり、
宇宙で作用しているどんな現象の背後にも存在し、
しかも私たちによってまだ特定されていない。

この宇宙的な力は「愛」だ。

科学者が宇宙の統一理論を予期したとき、
彼らはこの最も強力な見知らぬ力を忘れた。

愛は光だ。

それは愛を与え、かつ受け取る者を啓発する。

愛は引力だ。

なぜなら、
ある人々が別の人々に惹きつけられるようにするからだ。

愛は力だ。

なぜなら、
それは私たちが持つ最善のものを増殖させ、
人類が盲目の身勝手さの中で絶滅するのを許さないからだ。

愛は展開し、開示する。

愛のために私たちは生き、また死ぬ。

愛は神であり、神は愛だ。

この力はあらゆるものを説明し、生命に意味を与える。

これこそが、私たちがあまりにも長く無視してきた変数だ。

それは恐らく、愛こそが人間が意志で駆動することを
学んでいない宇宙の中の唯一のエネルギーであるため、
私たちが愛を恐れているからだろう。

愛に視認性を与えるため、
私は自分の最も有名な方程式で単純な代用品を作った。

「E=mc²」の代わりに、私たちは次のことを承認する。

世界を癒すエネルギーは、
光速の2乗で増殖する愛によって獲得することができ、
愛には限界がないため、
愛こそが存在する最大の力であるという結論に至った、と。

私たちを裏切る結果に終わった宇宙の他の諸力の利用と制御に
人類が失敗した今、私たちが他の種類のエネルギーで
自分たちを養うのは急を要する。

もし私たちが自分たちの種の存続を望むなら、
もし私たちが生命の意味を発見するつもりなら、
もし私たちがこの世界と
そこに居住するすべての知覚存在を救いたいのなら、
愛こそが唯一のその答えだ。

恐らく私たちにはまだ、この惑星を荒廃させる憎しみと
身勝手さと貪欲を完全に破壊できる強力な装置、
愛の爆弾を作る準備はできていない。

しかし、それぞれの個人は自分の中に小さな、
しかし強力な愛の発電機を持っており、
そのエネルギーは解放されるのを待っている。

私たちがこの宇宙的エネルギーを与え、
かつ受け取ることを学ぶとき、
愛しいリーゼル、
私たちは、愛がすべてに打ち勝ち、
愛には何もかもすべてを超越する能力があることを
確信しているだろう。

なぜなら、愛こそが生命の神髄だからだ。

私は自分のハートの中にあるものを
表現できなかったことを深く悔やんでおり、
それが私の全人生を静かに打ちのめしてきた。

恐らく謝罪するには遅すぎるが、時間は相対的なのだから、
私がお前を愛しており、お前のお陰で私が究極の答えに
到達したことを、お前に告げる必要があるのだ。

お前の父 アルベルト・アインシュタイン

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