前回の投稿後、皆様からの反響頂きました。ありがとうございます。今後もホームページやブログ見て頂き何か気になる事があれば、ぜひお問い合わせ頂けたらと思います。
さっそくですが、この度は心身調律サロン 坊の立ち位置を述べていきたいと思いますが、その前に当サロンのコンセプトです。店名にもあるのですが、ずばり利用者さんを「坊や」のような睡眠状態・寝顔にしたいということです。
「坊や」の睡眠の特徴をあげてみましょう。
①寝つきがよい。(入眠潜時が早い)
②何があっても起きない。(睡眠の質が良い)
③環境に影響を受けにくい。(睡眠時の体位、枕などの寝具状況など)
④今を愛しく思えるあの寝顔。(過去や未来に囚われない、今を生きる)
前回、心身相関という言葉で心身のつながりをお話しいたしました。例えば睡眠の質が悪いと胸椎上部の硬さが出てきます。胸椎上部の硬さは肩こりなどの状態を引き起こすのです。睡眠障害の原因は様々あると思いますが、それが身体機能に影響を与える要因となっているのです。では上記のケースでは肩こりを主訴とした場合、どのような解決策が考えられるでしょうか。
心身相関を知っていれば、睡眠剤に一時的な解決策を求めることはあっても、治療という意味合いでは用いないと思います。また肩こりへのマッサージも同様です。睡眠剤やマッサージを併用しながらもやはり睡眠障害となった原因を取り除いていくことが治療の本質と考えられます。坊やの睡眠の特徴と照らし合わせ解決策を述べるとするなら、まず③の様に外的環境へ自身の身体構造をマッチングさせることが出来るかが重要です。
保険診療上やはり患者さんの主訴に応じた処方がなされることや、医療・介護の専門職の分業化が進むことで患者さんの問題点を共有するには因果関係のみで考察される方が患者さんにも理解されやすく、治療に参加してもらいやすいのです。
このような現状の中で心身調律サロン 坊では文字通り全身を治療していきます。外的環境を自身に合わせるのではなく、自身が外的環境に適応するのです。表現がわかりずらいかもしれませんが、環境への気づき=身体への気づきとも言えます。
心身調律サロン 坊のアプローチとして今回までのブログで心身相関、身体への気づきなどのトピックスをご紹介しました。次回は心身相関を客観的に評価するための方法論をご紹介したいと思います。
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